
今、この本を読みながら体の描き方を一から見直しています。
当たり前のことですが、手や足は棒ではなく、胴と首と頭は単純に一直線につながっているわけでは無いのですが、絵の描き方の入門本は分かりやすさを優先し棒人間の描き方から始めて徐々に複雑な構造に進んでいきます。
そのやり方も良いのかもしれませんが、私の性格的な問題からものの理屈を理解しないとなかなか適当に描くという事が出来ないのです。
なんでここは出っ張っているのか、なんで手を挙げるとここが引っ込むのか・・・などと考え始めるとその説明がつくまでなかなか描けなくなってしまうのです。そこでいろんな本でその理屈を探すわけですが、結構な本がその理屈の部分を上手くぼやかし、ここはこのように描くとそれっぽく見えるというtipsのようなことしか書いていない事が多いのです。
そういう言わば逃げが無いのがこの本の良さです。なんで関節がこういう向きなのか、なんでこの関節はここまでしか曲がらないのか・・・など、理屈から説明してくれます。
遠回りになるのかもしれませんが、一回これまでの考え方をリセットして一から経験を積み直すつもりで絵を描いてます。
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