今回は一時期ショタコン界(そんなモンあるのか???)を席巻した星逢ひろ先生の作品集「仮想体温を抱きしめて」をご紹介いたします。
あるていどのお年のショタコンなら(失礼!)誰もがお世話になったと思われる星逢先生ですが、お礼の意味をこめて一度その偉大さを残したいと思っていたので、「今更お前に言われんでも」といわれるのは承知の上で書かせていただきます。
先生の特徴はいろいろあると思うんですが、基本ショタ同士の心情を描いた純愛ものなのにめちゃくちゃエロイってところでしょうか。ここら辺はandyも多大な影響を受けていると勝手に思っています。
基本悲恋系が多いんですが、なかに幸せな両想いになれるカップルがいたりすると胸が温かくなるような・・・そういう話が交互にうまく挿入されているのがこの作品集なのですが、何回読んでも懐かしい中に新しい発見があるような、もう飽きないどころか読むたびに心が締め付けられながらも抜いてしまうという、一回抜いて終わりみたいなもったいない使い方は絶対できないのですよ。
星逢先生のショタは描きこみはほとんどしていない、線一本でショタの魅力を描きだしてしまうようなそれこそそんな描き方できたら理想だなぁというものなのです。これは描く側になるまでわからなかったんですが、描きこみのないシンプルな線で表現するのはとっっっっても難しいのです。
しかし、幸い規制の厳しくない時代の作品だからか、無修正という・・・ここら辺、今ご購入したら修正が入ってたりするんですかね。ひろ先生の無臭おちんちんめちゃくちゃエロイですよマジで。
造形的なエロさに加え、シチュの作り方のうまさというか。
リアリティはエロの必須要件の一つだと思うんですが、それもまた本当にうまいというか。
表情や所作だけでも抜けるのがひろ先生の凄さの一つ。上のショタなんて一枚も脱いでないのにこのエロさです。
白ブリがたくさん出てくるのもよいですね。やっぱりショタには白ブリ。白ブリにはショタ。正義です。
駄文を書き散らしましたが、本当に古典といっていい作品集です。いつ何時手に取れなくなるかわからない昨今、その時にはとんでもないプレミアがつくかもしれないと本気で思ってますからね。もしショタコン諸氏で読んでいない方がいたら、絶対にお読みください!所長命令ですよこれは。
エロさ
白ブリ
切なさ
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