発育診察 [小説]

今度描く新作漫画のベースとなる話を小説で書いてみました。

前から、ネームと下書きと、本番でどんどん話が変わってしまうのが悩みだったんですが、ネーム段階で構図やコマ割りに気を使いすぎて、肝心なストーリーやセリフを疎かにしていたのが原因だったのでは・・・と思ったのです。

小説にすると、少なくともコマ割り・構図からは解き放たれて、ストーリーやセリフに集中できますし、面白いもので書いてるうちに良さそうな構図が頭に浮かぶんですね。

しかし思ったより長くなってしまいました。

漫画版はこちら

コイカツで作ったハルのキャライメージです。

立花 ハル

発育診察

「そろそろ呼ぶか」

土屋はそう呟くと端末を操作して患者呼び出しボタンをクリックした。土屋の胸は昂っていた。久しぶりの”ご馳走”がもうすぐいただけるのだ。

診察室のドアがノックされ、ゆっくりと開けられる。そこには30代後半の髪の長い女性とその後には身長130cm程度の体操服に身を包んだ小柄な子供が付き添っていた。

(うはっ やっぱり可愛い)

土屋はこの子を選んだ自分の判断が正しかったことを確信した。

土屋は病院に勤務するかたわら、校医として近隣の小学校の健診も行う小児泌尿器科医である。

そこで見つけた極上の獲物が彼、立花陽琉(ハル)であった。

健診にかこつけ、ありもしない異常を”見つけた”彼は、その”精査”の必要性をハルの両親に懇々と”説明”し、まんまと彼の専門外来を受診させたのだ。

土曜日の午後の彼の外来で診察するのはたった一人だけ。そして外来後は検査入院として一泊させるため、同伴した親は一旦自宅に戻る決まりにしていた。

外来看護師もつかないため、彼の診察は患児と医師の二人だけで行われることになる。

ハルが体操服を着ているのも彼の指示であった。

ハルが通う小学校の体操服は土屋の大のお気に入りだ。

下は花紺色のニット地で両脇に白いラインがあしらわれたハーフパンツ、上は厚い白い生地の袖と丸首の襟を同じく花紺色で縁取りされた半袖のシャツ。

ハーフパンツと言っても裾は短めでショートパンツと言っても通るほどで、裾から生えたほっそりとした太ももから膝、ふくらはぎとその下の白いソックスまでが一揃によく映えた。

シャツはしっかりと短パンに入れてある。

生地の厚みで身体の線は隠れてはいるが、華奢な四肢から、彼のたおやかな腰骨やほっそりとした下腹部が想像できた。

「どうもこんにちは。土屋です。電話でお話ししたと思いますが…」

青い診察衣を着た土屋は太めだが肥満というよりがっしりとした体躯に浅黒い肌、髭はきれいに剃り、髪は短めに刈りそろえてある。イケメンとは呼べないまでも清潔で誠実な印象を見るものに与えた。

「あ、はい、立花です。先日はどうも…」

ハルの母親はペコリと頭を下げた。

「まずはお母さんだけでお話ししますね。側の子は……ハルくんかな?こんにちは」

土屋は笑顔でハルに語りかけた。子供の警戒心を解くには笑顔が一番なのだ。

「ハル、ちょっとあっちで待ってられる?」

母親は後ろを向き、小声で指し示す。

ハルはやや不安そうな顔つき母親と土屋を見比べた。 

「はは…,今日は診察だけだよ。じゃあちょっとまっててね。お母さん、どうぞ」

土屋はいかにも手慣れたような話ぶりで母親を部屋に招き入れ、そこで診察内容を説明した。

その間、あえて診察室のドアを開け放しハルの様子を伺う。子供は親の態度を見て信用する相手を決めるのだ。

ハルは母親の様子を見て少し安心したのか言われた通りソファに戻り、そばに置いてあった携帯ゲーム機をいじりだした。

胸には小さな校章とその下に6-2立花とマジックペンで書いてある。本人が書いたのであろう、少し不揃えだが元気のありそうな文字だ。

6年生にしては身体は小さく、色は透き通るほど白い。

髪は無造作に伸ばし気味にしているが、細く、クセはない毛質のためか不潔な印象を与えなかった。

一見して女の子にも見えない事はないが、それにしては精悍な表情や、短パンから下着から覗こうが気にしないような座り方が、彼が普通の男の子であることを主張していた。

15分程度の説明のち、すっかり母親と打ち解けた土屋は何度もわざと大声で笑い声を立てた。

ハルの母親もハルを見返しながら笑顔で返す。このやりとりが患児の警戒心を取るコツだ。

母親から手招きをされたハルは安心したような表情で診察室へ向かった。

どうやら痛い検査や治療はされないようだ、とその顔が物語っていた。

“どうぞよろしくお願いします”

母親は土屋の方を見て声にならないような小声で口を動かし、ハルと行き違いに部屋を出た。

ハルの母親はこの後、入院の手続きをしてそのまま自宅に帰ってもらう。ハルには親が先に帰る事を隠してあるのだ。何も知らないハルは診察室を見回した後、姿勢を正しお辞儀をした。

こうした場面での礼儀についてはよく教えられているようだった。

「失礼します…」

「どうぞー。おう、ハルくん、座っていいよ」

ハルは警戒するように入り口から診察室を見回す。

診察室は、入口は一つだけ、外から想像するよりは少し広めの診察室にはクリーム色の壁紙が一面に貼られ、中には子供向けのキャラクターがあしらわれたイラストがところどころに貼ってある。

明るいやや暖色系の照明と相まって、診察室というよりは幼稚園や小学校のプレイングルームという方が近い。しっかり効いた空調は廊下より高めに設定してあり、半袖でも少し汗ばむほどだった。

入口から真正面に大きい机と診察用の医療端末が置いてあり、その前の椅子に土屋は座っていた。土屋の前には丸いすが二つ用意されている。一つは高く、一つは低い。

ハルはゆっくり足を進め、二つの椅子を見比べたのち、小さい丸椅子に座った。

「よろしくお願いします…」

「大丈夫だよ。痛い検査とかしないから。さっきお母さんともお話ししたけど、ハルくんの成長がちょっと人より遅れてるようだからね。今日は少し診察してハルくんの成長具合を確かめるだけだよ」

「成長……?背はちょっと低い……かな?」

「背もそうだけど、二次性徴が遅れてるみたいだからね」

「にじせいちょう?」

「保健の時間に習わなかったかなぁ。たとえば、じゃあハルくんって今おちんちんに毛は生えてる?」

ハルは予期しなかったように、目を広げ如実にびっくりした表情をした。

「え……なんで……?」

「それが二次性徴って言うんだよ。お友達ともそう言う話しない?」

「しない……です」

「ハハ…。先生はハルくんくらいの歳だとしょっちゅうそう言う話してたなぁ。よし、ちょっと診てみようか。ズボン脱いでくれる?」

事もなげに話す土屋の言葉にハルは一瞬頷こうとし、そのまま固まった。

「え……?ズボン……って……聞いてない……です……」

「大丈夫だよ。ここには先生しかいないから。男同士なら問題ないよね?お母さんにもいてもらう?」

「やっ……あのマ……お母さんはいいです」

職業柄、小学生高学年男子が母親の存在をどう捉えているのか、彼には手に取るように分かっていた。

「じゃあ、お母さんは待っててもらうから。おじさんなら問題ないでしょ?」

土屋はもう脱ぐことは決まっているかのように話を進める。

母親はもう病院から外に出ている頃合いだが、当然それはおくびにもださない。土屋はこうした子供の診察のやり方を熟知しているのだ。

「……下……パンツになるんですか?」

「うん。そうしないと診察できないからね」

「え……あ……はい……」

ハルは母親に診察を見られるかもしれないという嫌悪感から逃れられた安心感からか、その前見せた態度を一変させ椅子から立ち上がった。

しかし、短パンに手をかけると、いかにも恥ずかしいと言った表情を見せ、そこで手を止めた。

「先生の前が恥ずかしいなら、そっちで脱げばいいよ」

土屋は診察室の片隅を指差しながら言った。指の先には衝立があり、かごも置いてある。更衣スペースのようだった。

ハルは小走りにそこへ行くとなるべく衝立に身を隠すようにしながら、体操服の裾で下半身を隠すように短パンを降ろし、少し周りを見回し、カゴの中にそれを置いた。

衝立はハルの身を完全に隠すには不十分であり、羞恥心を緩和する効果を狙って置かれたもののようだった。

ハルは少し前屈みになりながら土屋の方を向いた。裾をひっぱってパンツを見せまいと努力しているが、純白のブリーフが見え隠れしている。

これもまた、診察のためと称して親に指示した事だった。土屋は白ブリーフを履いた少年を偏執的に愛した。

「よし、白を履いてきたな」

土屋は心の中で舌なめずりをする。

彼にとってブリーフは白と決まっているのだ。

両親に送った診察の事前準備には検査の内容とその服装について事細かな注意事項を記載してある。なぜブリーフなのか、なぜ白でなければならないのかという理由も付けた。

この国の医者の信頼性の高さと、親の子供の健康を思う不安さを考えればそれで十分だった。しかし、色の指定を見忘れた親が、色や柄付きのブリーフを履かせてくることが時々あるのだ。  

「あの……脱ぎました」

「ねえ、ハルくん普段はどんなおパンツ履いてるの?」

ハルは両足の太ももを所在なさげにお互いを擦り付けながら、相変わらずシャツを大仰に下に引っ張り、どうすればパンツ前面の白い部分を見せないようにするか必死のようだった。

「えと…ボクサーパンツとか…時々ブリーフも履くかな…」

「そうか、ブリーフも履くんだあ。ハルくん可愛いからブリーフ似合うよ!。じゃあまず身長と体重測ろうか」

ハルはもっと特殊な診察を想像していたのか、拍子抜けしたような表情で壁の近くに設置してある身長計に乗った。

両手でシャツを掴みながら、その手を太ももの横につけているためブリーフはすっかり覆われてしまったが、お尻の純白部分がわずかにシャツからはみ出ていた。

スカートから覗くパンチラがパンツそのものより劣情を誘うように、シャツからわずかに見えるブリーフはまた土屋の大好物だった。

「136……と。じゃあ次は体重ね。正確に測りたいから上も脱いでくれるかな?」

ハルは無言でしばし土屋を見つめたと、シャツに手をかけた。しかしそのまま脱ぐことはせずモジモジと周りを見回した。直接的に拒否するのではなく、やりたくないことをこうして察してもらうのが彼の意思表示なのかもしれない。

「しょうがないな……ホレっ」

土屋はハルの体操シャツを掴むと、それを無造作に上に引っ張り上げた。

ハルも咄嗟のことに対応できず、自然とバンザイの体勢をとってしまい、いかにも脱がしてほしいという格好をしてしまった。

幼い頃からの条件反射でこうなってしまう子は多い。

こうなってしまうともうどうにも抗しようがなく、シャツから頭が抜け、ハルはパンツ一枚の姿となってしまった。

ハルは今までブリーフを覆っていたものが急になくなり、正面からの投影面積を無意識に減らすためか、少し前屈みになり上目づかいで土屋を睨む。

しかし、ブリーフ一枚の肢体はどういう姿勢を取っても土屋の視界を遮ることはできず、ハルはどうしようもない情けなさと恥ずかしさを体の全面で表現していた。

土屋に軽く背中を押されたハルはそろそろと体重計に乗ったが、下半身の拠り所なさを隠すように両手はブリーフの前開きの前に置かれていた。

「男の子がパンツなんて気にするな!ホラ、気をつけ!」

予想外の大きな声に条件反射的に両手を大腿の横に揃えてしまう。

これも学校で何度も刷り込まれた条件反射なのだ。

土屋はこうしたものをスイッチのように押して子供を操るのである。

まだ降ろしたてのブリーフはおそらく親が慌てて買ったものだろう。量販店のオリジナルブランドらしきマークが左上に小さくあしらわれていた。

綿で腰ゴムは天スパン、サイズは彼の下半身に対してはやや大きめで、鼠蹊部から臍の真下まですっぽりと包んでいる。腰ゴムのしめつけで余った生地のため、所々にしわが寄っていた。

正面にいる土屋からはっきり見えるようになったハルの下腹部の膨らみは控えめでしかし小さな突起とそれによって作られたシワが彼が女の子ではないことを証明していた。

土屋は突起の周辺をよく観察したが、そこにはシミひとつない。股下は少し浅めだが、無意識にハルがブリーフを引っ張り上げたため太ももの付け根までよく見える。

土屋は診療端末に戻り体重を記録すると、手まねきでハルを体重計から降ろして近くに呼び寄せた。

おずおずと警戒しながら近寄ってきたハルの上半身を手で回転させ、後ろを向かせるとハルのお尻がよく見えた。

ハルの少年特有の無駄な脂肪の少ない控えめなお尻はほとんどがすっぽりと純白のブリーフに包まれていたが、割れ目のところでできたシワが双臀の半球を一層際立たせ、土屋を欲情させた。

「はい、両手を上げて前にお辞儀〜」

土屋は手慣れたやり方でハルの両手を持ち上げると、水泳のバタ足の練習のようにその手を頭上で重ね合わせ、頭を優しく抑えて下げさせた。

ばんざいをしながらお辞儀をするような、不安定な体制となったハルは一瞬ぐらついたが、足を広げてバランスを取り直した。

もうパンツが丸出しであることには慣れてしまったようだ。

土屋はそのまま診察机に置いてあるデジカメを手に取り、数枚写真を撮った。

脊柱側湾症の観察のための記録だが、もちろんそれは本当の目的ではない。

焦点はハルのお尻の中央に合わせていた。

「次はあそこの台に座ってくれるかな?」

診察室の奥まったところに赤いビニルでできた手すり付きの診察用の椅子が置いてある。

大人でもゆうに座れるような大きなもので、足の置き台もついていた。

足を乗せる部分は二つに分かれており、そこに置いた脚を開くような構造になっているように見える。

形状・大きさはちょうどマッサージチェアのような様相だ。

背もたれや足のせにはベルトがついており、明らかに腕や足を固定するものだと見てとれた。

ハルは回れ右をして小股でトコトコと診察台に向かった。

相変わらずブリーフは丸出しだ。ハルは途中でそれに恥ずかしくなったのか、左手を尻の割れ目に相当する部分を土屋の視界から隠すように軽くあてがい、診察台に躊躇なく座った。

お尻を一刻も早く隠したかったのだろう、と土屋は思った。

「はい……あの……こう……?」

ハルはちょこんと椅子に腰掛けると、器用に腕で蓋をするようにブリーフの前面を覆った。

「うーん。その手……どけれないかな?よく見えないから」

「えっと……恥ずかしい……」

「大丈夫だって。さっきも言ったでしょ?ここには先生しかいないよ」

「そういう問題じゃ……ああっ」

土屋はハルの手首を片手づつ少し乱暴につかみ、持ち上げて椅子の頭付近にあるベルトで固定した。ちょうど小さなバンザイをしているような格好だ。ハルは土屋の態度の変化を鋭敏に感じ取り、少し泣き出しそうな顔をしながら小さい声で抗議した

「あの……怖い……」

「大丈夫だって。絶対痛いことしないから。でも手が邪魔してるとよく見えないんだよ」

ハルの手が退けられると、真っ白いパンツと共に、それに負けず劣らず白い太ももが露わになった。

ハルは身を捩りながら抵抗のそぶりを示すが、それも叶わずまだ動かせる足を持ち上げ、顕になったブリーフの可視部分をなるべく小さくするかのように試みる

「ハルくん、大丈夫だって。もうしょうがないな。こう動かれては診察もできないよ」

土屋は誰にいうともなしに呟くとハルの片足を掴み、椅子の足の台座部分にあるベルトで固定を始めた。

ハルも恐怖を感じたのか今度は足を思いっきりバタつかせ始めたが、両手で足首をがっちり掴まれると観念したのか力を抜いた。

土屋はハルに心配しなくていいよと言うように微笑みながら、手慣れた手つきで両足をベルトで固定した。

「じゃあ、始めるね。診やすいように脚を挙げるから」

ハルは顔をこわばらせていたが、拒絶の意思を表明するかのようなうめき声は出さなくなった。

土屋の笑顔を見ながら、その言葉を信じるというより、この人を怒らせた方が乱暴なことをされると思ったのかもかしれない。

診察台の両脚部分は独立して動くようになっており、土屋はロックを外すボタンを押してハルの両脚を片方ずつ上に持ち上げた。

足の動きに連動してか、背もたれが自動的に後方に下がる。

ハルは予期しない動きに「あっ」と少し声を立て心配するかのように唯一自由になる首を回して両側を見回した。

「えっ えっ?」

もう土屋は機械から手を離していたが、機械はもう自動で一定の姿勢を取るまで動き続ける仕組みになっているようだった。

次第にハルの足は両側に開きながら上に持ち上げられ、それに呼応するようにハルの上半身は沈んでいった。

あんなにも隠したかったハルの下半身はまるで会陰部を見せつけるかのように診察台の上に持ち上げられ、両脚はちょうど体操の開脚のように開き、ブリーフの前開きから、会陰部の縫製、お尻までが、隠しようもなく土屋の面前に曝け出された。

たまらず、ハルが声を上げる

「え…いやっ あの……コレェぇっ」

「ふふ…… どうしたの? 恥ずかしいのかな? ハルくんの可愛いパンツがよく見えるよ。どんな気分?」

「はずかしい…れす……あの……怖いことしないって……」

「痛いことはしないと言ったんだけどね。大丈夫。すぐ終わるから……」

土屋はおもむろに脚の付け根のブリーフの縁に指をそわせた。

「ハルくん、学校でブリーフだと恥ずかしくなかった?体育の時とかどんなふうに着替えてたの?」

ハルの羞恥心を味わうかのように、土屋はネチネチと聞いた。

「あの……隅っこで……隠しながら……

「ハルは顔を真っ赤にさせたまま、小さく答える」

「アハ やっぱり恥ずかしいんだ。他にブリーフの子とかいる?」

「タカシとか…れんととか…」

土屋は話を進めつつもハルの下半身の観察を続ける。

純白のブリーフは開かれた両太ももに引っ張られてお尻に張り付き、その形状をより一層顕にしていた。

土屋はブリーフの縁をなで終えると内転筋が作り出す内股の窪みをするするとなで、今度は臀部を優しく撫で始める。

ブリーフの柔らかな綿の触り心地の下の、若々しい尻の弾力が彼の両手を愉しませた。

「うん。ここはきちんと発達しているね。」

ハルは目を背けもう何も話さなかった。

ただ土屋の言葉は届いているらしく耳たぶから顔は真っ赤になっている。

シュルっ シュルッ 

手のひらとブリーフが擦れ合う音がやけにはっきりと診察室に響いた。

土屋はなおもハルの臀部を半球状の形状に沿わせながら時に力を入れもみほぐしていく。

「や……ヤァん……なんの……検査なんですか?」

「ふふ……お尻に脂肪がどれだけついてるか確かめないと。じゃあ次は一番大事なところを診させてもらうね」

土屋の当初の優しく労わるような目つき・話し方が次第に嗜虐的な彩りを帯び始めていた。

土屋の右指がハルの肛門のまわりを円をなぞるように撫でたあと、つ……と蟻の門渡りを昇る。

女児のショーツと違って、男児用ブリーフは女児にあるようにシームがクロッチの前面と後面の二つあるわけではなく、会陰部のちょうど真ん中付近に前面と後面の布を一本の縫製で繋ぐだけである。

土屋はそのシームも愛おしむようになぞると、さらにその前面に指を移動させ、ゆっくりとその上の小ぶりな膨らみに辿り着こうとする。ハルは溜まらずさらに声を上げた。

「いやっ嫌です……そこ……やめて……くださいっ」

もう優等生然とした礼儀正しい少年の姿はそこにない。

「ふぅ……ん。よかった。ちゃんとついてるね。あんまり小さくて色が白いから女の子かもと思ってたよ。でもこんな可愛い子が女の子な訳ないよねぇ?」

「そんな……僕男の子です……」

「じゃあちゃんと男の子としてきちんと機能するかどうか調べるよ」

土屋の右手はハルの前の膨らみの下の形状をまるで知悉しているかのように、親指と人差し指でちょうどその突起を摘むようにして、少しずつ上下させた。

「え……?いや……もういいです……やめて……」

土屋はハルの声が聞こえないかのようにさらにその上下運動を激しくさせた。

目に見えてその突起が上に伸び、やがてブリーフの前布を押し上げるように棒状の膨らみが見てとれた。

土屋の二つの指はその棒をさらに扱くように動き続ける。

ハルの顔はさらに紅潮した。

それは恥ずかしさからくるものとは明らかに性質のことなるものであることは、小さく開けた口から漏れる喘ぎ声が示していた。

「あれ……ハルくん?これはおしっこかな?それとも……?」

ハルのペニスはブリーフを力強く押し上げている。その先端にはっきりと何かが染み通っていた。

「おしっこなんてしてないです……」

ハルはもう消えいるかのようにそう呟く。目は力無く虚空を見つめ、口は半開きとなり、襲いくる快感に抗うのをやめ、身を委ねるかのようだ。

「おしっこじゃないならこれはなんなんだろうね?確かめなきゃいけないね……」

土屋はハルの硬直した突起への攻撃をやめると、顔全体をハルのブリーフに押し付け擦り付けた。すりっすりっ。頰で柔らかな布の感触を何度も確かめる。厚く重なった前布の奥に芯のように硬い幼い盛り上がりが土屋の頰肉を圧迫する。次に鼻を突起の先端に近づけゆっくりと、大きく嗅いだ。

「やめてよう!くさいって!」

ハルの言葉と裏腹に柔軟剤の香料の中にわずかに香るおしっこの匂い。 その残り香を楽しみながら、顔を少し上げブリーフ のシミのある部分を唇で挟み、甘噛みする。

「や… やめっ…汚いぃ!」

性的な背徳感よりも生理的な嫌悪感の方が強いのかもしれない。土屋は舌で唾液をブリーフに染み込ませながら、レロレロと裏筋からカリの段差のあたりを刺激した。存分に五感でブリーフを味わった土屋は、両手でブリーフの腰ゴムに手をかけ、ゆっくりと手前へ引き出し始めた。

「やめてぇ!やめてよ!」

ハルは自分の一番恥ずかしいところが恥ずかしい状態で曝け出される事に気づいたハルは最大限の大声をあげる。

「あれ?ハルくんのおちんちんがどうなってるかお母さんに見てもらう?」

「やあんっママは呼ばないで!」

もう人前で取り繕う余裕もないようだ。土屋はその様子を見て、ゆっくりと作業に戻る。

腰骨の出っ張りから鼠蹊部の谷間がゆっくりと顕になる。

ハルは首と腰で拒絶の意思を示そうとするが、診察台はその動きまで想定して作られているかのようにハルの動きを無力化させた。

やがて腰ゴムがずり落ち、”棒”の突端に引っかかると、そこを支点としてゴムは矢をつがえた弓弦のようにピンと張り、しばし下半身全てが顕になるのを拒み続けた。

やがてその抵抗も虚しく、極限にきたところでハルのいきりたったペニスはブリーフのゴムから放たれ、下腹部の方向にぴいん……と弾かれた。

その刹那、赤みを帯びた穂先から透明な糸がブリーフまで伸び、そして蜘蛛の糸のように空中を舞った。

「ちょっホントに…ひぐぅ…ごめんなさい…もう帰りたい…」

ハルの声はもう諦めたかのように弱々しい。

土屋はハルのブリーフを足首まで下ろすと、脚を固定するベルトを着脱してすっかり引き抜いた。ハルの未発達な幼茎は彼の太もも以上に色素に乏しく、透けて見える静脈のおかげでむしろ青白く見えた。

大きさは成人の親指程度であろうか、しかし小さいながらも垂直に屹立し、小刻みに震えているペニスは彼の下半身で大きく存在感を誇示しているかのようだった。

彼の年齢に相応しく先端のほとんどを包皮が覆っていたが、白いチョークのように真っ直ぐ伸びた茎の末端付近にはくっきりと菱形の盛り上がりを形成し、包皮下の亀頭は元気に成長している事が見て取れた。

「可愛い……小さいのに一生懸命大きくなろうと頑張ってるんだね。ハルくんもおちんちんそっくりの頑張り屋さんなのかなぁ。……あれ?やっぱり先っぽが濡れてるねぇ?これはなにかなぁ?」

土屋の指はハルの赤く色付いた蕾の先端から僅かに覗く鈴口を優しく撫でるとゆっくりとその指を持ち上げた。

指から突端にかけて、つ……と糸を引くことが、粘液状の液体の存在を示した。土屋はおもむろに自分の指を口に近づけると愛おしむようにそれを舐める。

「しょっぱいね……。ハルくんはまだ精液は出したことないかな?」

「……?」

恥ずかしくて隠していると言うよりは明らかに精液についてはよく知らないと言う表情だ。

「もしかしてオナニーも知らないの?」

「オナ…ニー?」

演技ではなく本当に知らないようだ。土屋はまだ汚れていない新雪に足を踏み入れる子供のように顔を綻ばせた。

「よし、と。最初はこれね」

土屋は診察台の隣にある小さな金属製の飾り気のないテーブルに右手を伸ばした。

木製の器具がいくつか置いてある。どれも俄には何に使うのか想像もできない形状をしているが、木製という事もあり痛い検査に用いるものではないようだ、と安心するかのようなハルの目つき。

しかしいきなり土屋の左手がハルの左側の睾丸を掴むとハルの表情が変わった。

「っつ……痛い!痛い!やめてっ」 

土屋は過去の経験から、それが痛みではなく恥ずかしさからくる拒絶反応であることをよく知っていた。

表情も変えず絶妙な力加減で左手の人差し指と親指を使って睾丸の表皮を広げて皺を伸ばすと、内部の精巣の形状が顕になる。

土屋は左腕をハルの太ももにくっつけ腕を固定し、右手でテーブルから楕円球がいくつも連なった大きい数珠のような器具を掴むと、捕んだハルの睾丸の真横にそれをかざした。

「うーん。ギリギリ4……かな」

ハルの小さなの左隣にくっつけた数珠の球には4と書いてある。睾丸の大きさを示しているようだ。

「はい。チーズ」

土屋は突然口調を変えた声を発すると診察台にテープで付けてあるボタン状のスイッチを押した。同時に頭上から突然フラッシュと共にカシャッと言うデジカメ特有のシャッター音が響いた。

「え?え?写真?なんで?」

「ふふふ……どうしたの?研究に使うだけだよ。ハルくんの顔は隠しておくから大丈夫!」

「ヤダァ……やめ……て…ください……写真だけは……お願い……」

ついに堪えきれず、ハルは語尾が消え去りそうな泣き声と共にポロポロと涙を流し始めた。

「大丈夫だよ、ハルくん。じゃあ、先生の言う通り診察させてくれたらこれは消すから。でも上手くできないとお母さんにも見せなくなるかもね」

「う……ひ……消して……ください……診察していいから……

「わかった。これは消そう。約束だよ。君も言う通りにしてくれるね?」

「はい」

ハルの今にも消え入りそうな声にぶつけるように土屋は唱えた

先生の言う通りにします はい、大きな声で元気よく!」

「先生の言う通りにしまぁす!」

ハルは半ばやけ気味に復唱する。これで完璧だ。こうして自分自身の言葉で縛りをかけると子供はそれに逆らえなくなるのだ。土屋は何度もそれを経験し、それを知っていた。

「次は、おちんちんの長さを測らないとだね」

そう嬉しそうにハルに語りかけると、返事を待たずまた右隣にあるテーブルから今度は木製の定規を取り上げた。

ハルのペニスはいつからか張力を失い前方に撓んでおり、亀頭はすっかり包皮に覆われ、先端に余った部分から今にもし滴り落ちそうな透明な雫が揺れている。

土屋は定規をハルの恥丘に押し付けると、右手ハルのペニスを摘み、す……とその先端にある包皮まで指をスライドさせる。

包皮をタグのようにしてペニスをつまむとそれをまっすぐ恥丘から垂直になるように引っ張り上げた。

ハルのペニスはすでに力を失い、容易に方向を変えることができる。

包皮を指で探りながら、その内にある亀頭の先頭の位置を探り、そこに指を合わせた。ハルはもう何も口に出さず、左側を向いている。陰茎を持ち上げられても痛みはないようだ。

「ぎりぎり5……センチかな」

「5…センチ…?僕のちんちん?」

「ハルくんのおちんちんは大体君くらいの年齢だと平均くらいかな。友達のと比べたことある?」

「え…タカシはもっと大きかった」

タカシという子と親しいようだ。ペニスの大きさにコンプレックスを持つ年頃である。周囲の同級生と比べて悩みがあったのかもしれない。

土屋は窓際にある戸棚まで行くと、そこから紙コップを取った。外側にうす茶色で線が何本も引いてあり、文字が書かれた検尿用コップだ。それをハルの力を失ったペニスの先端に持っていくと、

「はい、おしっこ」

と笑いかけた。

「は?いや……そんな……今出ないし」

少し反抗する元気を取り戻したハル。土屋は笑顔を崩さず、先ほど検尿カップと一緒に戸棚から取り出したシート状の錠剤の包装をみせ、片手で中身を取り出した。

「これは利尿薬と言っておしっこを出す薬なんだ。飲んでくれるよね?」

土屋は笑顔を絶やさず、頭上のカメラを指差した。ハルは一瞬でまた泣き出しそうな顔になり、黙って口を開けた。

「いい子だね。あーん……」

土屋は錠剤をハルの口内に放り込む。この薬は嫌がる子供でも飲めるように水無しでも口内で吸収されるようになっている。

土屋はまたコップをハルのペニスの下に差し入れると、そのまま愛おしむようにそれを見つめた。ハルは無言で窓を見ている。それが彼に残された唯一の抵抗の手段だった。

しかし数分もしないうちにハルは腰をくねらせるように動かし始めた。腰の動きとともにハルのおちんちんはぷる……ぷる……と震えた。

明らかに様相の変わってきたハルを見ながらも、土屋は無言でコップを掲げ続けている。やがてハルは涙目になりながら土屋に許しを乞うように言った。

「あの……トイレ……」

「はい、ここがトイレだよ」

土屋はなおもコップを突き出したままだ。何を言っても通じないと悟ったのか、ハルは目を瞑り、腰の動きをやめた。

チョロ……チョロ……

溢れ出すようにハルのペニスから液体が滴り出す。勢いに乏しいその流れは包皮口からシャフトを伝い、その下の睾丸に至って土屋のコップに落ちていった。

ポタタタ……ジョロ……ポタタタ……

段々と勢いを増した尿流は、閾値を超えるとペニスの先端から一気に空中に迸り出た。土屋はそのタイミングを見計らいうまくコップでその流れを受け止める。

ジョボ…………ジョボ…………ジョオオオオオオオオオ………………

ハルは目を瞑ったままだ。

黙って腰を突き出したまま排尿する彼は、まるでオムツとれたての幼児が親に抱えられながら便器に排尿しているかのようだった。

あっという間にコップが満ちていく。

このままでは溢れる…というタイミングで土屋の右手は足元の金属製のボトルをつかむと、コップの代わりにそれを差し入れた。

チャーーーーーーーーーー

尿流が金属製の容器に当たる高音が鳴り響く。

やがて尿は勢いを失い、再びシャフトをたどり睾丸に滴るようになった。

「拭いてあげるね」

ハルはなおも目を瞑ったまま顔を動かさない。土屋はウェットティッシュの蓋を開けるとそれを数枚手に取り、丁寧にハルのペニスを拭った。土屋の手の動きとともに、ぷるんっとハルのペニスが踊った。

「皮は剥ける?」

ハルはまた不思議そうな表情を見せた。

土屋はそれ以上は聞かず、左手の定規を手元に置くと両手の指でハルの幼茎を把持した。

左手の指をその根元に持っていくと、右手の指に少し力を入れ、包皮をしっかりと掴み、す……とゆっくり引き下ろした。

先端で余っていた包皮は徐々にその余裕をなくし、亀頭に沿ったドーム状に広がっていく。

やがて包皮口がその頂点にぴょっと小さな口を開いた。

土屋はハルの顔を見つめながら、ゆっくりと包皮を根元に引いていく。

目を背けていたハルも自分の敏感な器官が何かされているのを察知し、ついに下腹部に顔を向けた。

「え……ちょ……何やってるの……?」

土屋はハルのペニスを微笑みながら見つめ、

「ハル君はまだ皮剥いたことないんだね。包茎のままだと将来困るから、ちゃんと剥き方教えてあげるから」

そう呟くと、ぐっと包皮を引っ張る。末端まで到達した包皮はぐわっと口を広げ、その下の鈴口が顔を出した。

ここまではハルも見慣れた光景なのだろう。しかし土屋はそこで止めず、抵抗を感じながら包皮を引っ張り続ける。

「えぇっやめてっ もう切れるっ切れるっ」

ハルは心の底から恐怖の叫び声を上げた。

陰茎の構造をまだ知らない彼は、その下の亀頭の幾何学的な形もまだ見たことがないに違いない。

土屋は無慈悲に包皮を引っ張り続けた。抵抗がかなりあるが、元々包皮口が小さいわけではないようだ。

ぐっぐっと口を広げた包皮から、やがて亀頭と縦に刻まれた外尿道口が露出した。

痛みはあるのだろうが、包皮を戻し・引っ張りながら絶妙な力加減で剥いていく土屋のテクニックと、自分の陰茎の本当の姿への興味でハルは抵抗の叫びをやめていた。

やがて八割型亀頭が顕になったところで土屋は動きを止めた。

ペニスにまた脈動を感じ始めたのだ。

ピクっピクっと屹立し始めたペニスは、また亀頭もくっきりとその形をあらわし始める。

それまでははっきりしなかった包皮輪がキュッと亀頭を締めると、ハルは「いっつ……」と顔を歪める。

まだ十分広げきっていない包皮のままでは嵌頓包茎となる恐れがある。

土屋はせっかく引き伸ばした包皮を少しずつ元に戻し、包皮輪の締め付けを解除した。

包皮の締め付けが刺激になったのか、ハルのペニスは怒張を止めず、またピン……とそそり立った。

ハルの白アスパラのような幼茎は亀頭とその周りだけ赤みを帯び、分泌液がテラテラと反射していた。

土屋は愛おしそうに人差し指と親指でカリのあたりをつまむと細かく上下させ刺激を始める。

ハルの頬はさらに赤みを増し、閉じていた口を小さく開き、吐息を漏らす。

土屋は正しく性の刺激をハルの小さな器官に送り込めていることを確かめながら、段々と上下のスピードを増していく。

ハルのペニスはさらに硬度を強め、所有者の意思に反し堂々と滾り脈打っていた。

外尿道口から溢れる尿とは粘性の異なる分泌液がトロトロと包皮口を濡らし、亀頭と包皮の間隙を潤滑する。

クチュ……クチュ……土屋は規則正しいリズムで、優しく、しかししっかりと性器を刺激し続け、段々と顔をハルの会陰部に近づけていった。

おしっこの匂いと、それを拭い取ったウェットティッシュの香料の匂いが土屋の鼻をつく。

ちゅっ

土屋はさらに顔を前にスライドさせると唇でペニスの裏筋に軽くキスをした。

「ひえっ」

ハルは言葉にならない声をあげ、目を見開く。

土屋は構わずキスをしながら裏筋をのぼり、亀頭に至ったところでそれを口に含んだ。

ハルは口をぱくぱくさせるだけで声を発することもできなかった。

そんな汚らしい行為がこの世に存在するとは思っても見なかったのだろう。

つい数時間前までは、排尿以外に用いることはなかったハルのペニスを、土屋はゆっくりと口淫した。

ちゅっぽ ちゅっぽ ちゅっぽ

わざと音を大きくするように、亀頭からシャフトまで唇で覆ったかと思うとそれを舌で押しだす。

先端から溢れ出る雫と土屋の唾液を混ぜ、さらにそれを唇でハルのペニスに塗りたくった。

土屋は一旦反復運動を停止させ、ペニスの先端を口に含むと、舌先で外尿道口の割れ目を撫で、次から次へと送り込まれる粘液の新鮮な塩味を味わった。

次に舌先を外尿道口に沿った縦運動から包皮口に沿った円運動に切り替えると、段々と包皮の下に舌をに潜り込ませながら包皮を広げていく。

さらに唇に少し力を入れ、舌と連動させながら包皮を徐々に押し下げていくと、幼茎の蕾は悦びの花を開かせた。

「あ……あ……」

ハルはもう喘ぎを隠さなくなった。もっとやってほしいというように、自らの体液が作り出すいやらしい音とリズムを合わせて嬌声をあげる。

土屋もハルの変化を感じとり、そろそろ……と右手でシャフトの付け根をつまむと、しゅっしゅっと頭の動きと反対の周期でペニスに刺激を加える。

「あっ  あン  アン…… アン……」

まだ声変わりに遠い少年の声は、よりか細く、より高く、自分の快感をアピールし、土屋はそれに応えるかのように口と指のスピードを増す。

ハルの無駄な肉のついていない腹筋がハルの呼気に合わせ大きく凹む。

「ハルくん、今オチンポはどうなってるか言ってごらん?」

「え? あっ  恥ずっ…あっ?」

土屋は絶頂に向かう寸前で急に唇からハルのペニスを離し、指の動きを止めた

「え?  あ…」

ハルはおもちゃを取り上げられた子供のような顔で土屋を見つめた。

「どうして欲しいのかな?やめてほしいならもうやめちゃうよ?」

「え… あの…えと…」

明らかに戸惑いを見せるハル。しかしさっきまで体を突き抜けていた悦楽はもう彼を掴んで離さないはずだ。

「そうか、じゃあやめるね」

そっけなく突き放す土屋。ハルは慌てて「いやっ」とこれまでとは違う種類の拒絶を示す。

「ちゃんと言ってごらん?」

「あの……続けて……」

「ちゃんと言わないとだーめ。どこをどうしてほしいの?」

「おちんちんを……」

「おちんちんを?」

「おちんちんもっと舐めて……ください」

小学生男子が絶対に口に出さないような卑猥なセリフを、自らの意思で言わせる征服感に土屋は酔いしれた。

「よくできました」

にっこり笑いかけると、土屋は再びクライマックスを登り始める。より激しく、より刺激的に。

「ういやぁ……ん アン  アン」

ハルはエッチなリクエストを叶えてくれたお礼とばかりに、蠱惑な嬌声を響かせる。

もしかしたらその手の動画を見たことがあるのかもしれない。

それを受けた土屋はそれと共鳴させるかのように口腔とペニスと唾液とカウパー液を絶妙な割合で混ざり合わせ音を紡いだ。

ちゅぼっ アンっ ちゅぼっ アっ ちゅぽっ

急にハルが腰をくねらせ始める。頂点が近いようだ。

「あっ 出るっ あのっ 出ますっ」

何がは言わない。

人生で初めて感じる感覚がハルにはわからないのだ。

土屋は口を外すと、シャフトの根元にあった指をカリまでスライドさせ、包皮と亀頭への刺激を集中させる。

刹那、ニュイんとハルのペニスが脈打ち

しピピぴぴっ 

と液体を吐き出した。液体は放物線を描いてハルの腹部に到達し、そこから重力に従い滴り落ちる。

ハルの皮膚を透けて見える液体は透明で粘性は低そうだ。土屋はなおも幼茎を扱きあげる。

ピュっ   ピュッ    ピュッ   

ハルのペニスは土屋の指の刺激に促され、律動的な運動を続け、周期的に液体を迸らせる。

やがて何度目かの放出が終わると、ペニスは運動を弱め、ついに静止した。

まだ勃起はしたままだ。

ハルは虚空を見つめ呆けている。生まれて初めてオーガズムに達したのだろう。

土屋はちゅっとペニスの先端にキスをすると、その拍子に尿道口に付着した液体を吸い取り、味わった。

軽いアンモニア臭がする。粘性の低さから想像していた通り、まだ精通には至らなかったようだ。

おそらく利尿薬の効果の残りで作られた尿が膀胱に溜まり、精液の代わりに排出されたのだろう。潮吹きというやつだ。

土屋は専用の加熱器に入れておいた蒸しタオルでハルの臍・下腹部・尻・大腿部を隈なく綺麗に拭いた。

役割を終えたハルのペニスはすでに平常時に近い状態まで戻っており、尿道に残った快楽の残りが包皮の余りの先端に雫を作っている。

土屋がペニスを拭き始めると、ハルは「ひゃっ」と昇天後初めて反応を示したが、手の動きは止めず、ハルの顔を見つめながら陰部を清潔にし続ける。

警戒心のかけらもなく、なすがままにされているハル。

「赤ん坊のおむつを取り替える親とはこんな感じなのかな」

土屋は性欲とは異なる感情を感じていることに気づいた。

自分が守ってやるべき大事な存在……。

いや、守ってやるなど烏滸がましい。自分のせいでこうなっているのだから。

もうやめよう……。

もしこの後、ハルが親に土屋の行為を告発したとしても、甘んじて罰を受けよう。

肥大した欲望が満たされた後の土屋は、もう一個の、小さな子供の不幸を悲しむ平凡な大人だった。

「センセえ?」

ハルが口をひらく。

「すごい気持ちかった……よ」

表情も口調は初めの頃とは完全に違う。

おそらく自宅に戻ったハルはこんな感じで親と会話しているのだろう。

「ごめんね。ハルくん。ひどい事しちゃったね。もうおしまいにするね」

土屋は心からそう思った。ハルはブンブンと思い切り首を振り、

「センセっ ひどいことないよ。痛くなかったよ」

ストックホルム症候群。

誘拐犯とその被害者と一緒の時を過ごすうちに、被害者が誘拐犯に対し好意や信頼を抱くようになる現象だ。

土屋は子供を誘拐した誘拐犯が、子供と一緒に逃亡するうちにやがて真の親子のような関係になっていく映画を思い出した。

これまで彼の餌食となった子はハルの前にも数人いたが、こんな気持ちを抱いたことも、子供にこんな事を言われたことも初めてだ。

これまでの被害者は一通り事を終えると、泣き喚くか、逆に無反応なだけだった。土屋はそうした子供に薬剤を投与し、行為の記憶を消してきたのだ。

「ぼく…今度は先生と一緒に気持ち良くなりたい」

土屋は少し呆気に取られてハルを見つめた。

「だって僕ばっかり気持ちいい事して… 先生は大変なのに…」

「ハルくん?なに言ってるかわかってるの?」

土屋を見つめるハルの目はその言葉が冗談やその場凌ぎの出まかせではない事を物語っていた。

土屋はハルを心の底から愛おしいと思った。

親が子に向ける庇護的な愛とも、医師が患者に向ける義務的な愛とも違う。

ハルの健気さ、思いやり…。もしかしたらそれは、異常な環境に順応するための見掛けだけの仕草なのかもしれない。

しかし土屋はついにこの年齢までこうした愛を知らずにきたのだ。

「先生、ハルくんと一つになりたい…。でも痛いかもしれない。ハルくんを傷つけるかもしれない…」

「先生、いいよ。僕も先生と一つになりたいから…」

その言葉で土屋を縛り付けていた全ての鎖が解き放たれる。

土屋はゆっくりと診察衣のズボンを下着ごと下ろした。

先ほどからすでに臨戦体制にあった土屋のペニスが顔を出す。

「先生、すっごい大きい…僕のと違う…」

ハルは少しびっくりしたようだ。

怖がらせてしまったかもしれない。子供の恐怖を取る最良の方法は、これからやる事を言葉で説明することだ。

それも子供騙しの例え話ではなく、きちんと、正確に、ごまかさず。それが土屋の信念だ。

「ハルくん…これをハルくんのお尻おまんこに入れたいんだ。これは男同士のセックスなんだよ」

ハルは真っ直ぐ土屋の目を見て、軽く頷く。

「僕、先生とセックスしたい…」

土屋はもう迷わなかった。

ハルの会陰部にピッタリ顔をつけると、舌を伸ばし、肛門の周りをくるくると舌先で撫で始めた。

「先生…ひやぁ…大丈夫?そこ汚いけど…」

ハルの言葉も、もう拒絶ではない。

土屋は大丈夫、という代わりに舌先の円周運動動を強め、やがてその円を中心に向かって狭めていく。

皺の一本一本まで隙間を広げるように力を込める。

「あ…ちょっと…気持ちい…かも…」

土屋の目の前で、力を失っていたハルの幼茎が再び、ぴくん、ぴくんと勃起を始める。土屋は舌先をハルの愛の中心に差し込んだ。

「ふわっ…」

ハルは柔らかな声を響かせる。

みりみり……と肛門括約筋に抗いながら、土屋は舌先で道を広げて行く。

やがて限界まで達すると、舌全体でハルの圧力を感じられた。ハルのペニスはもう全力で屹立していた。

「せん…せんせっ あの…これ…」

ハルが視線で目配せする。

そういえば腕と脚はベルトで固定したままだ。

土屋はなおも舌でハルの菊蕾のほころびをおし進めながら、器用に両脚・両手とベルトの固定を外していった。

久しぶりに自由になったハルは、両手を使い体勢を整え骨盤を持ち上げた。そのおかげで土屋は少し頭をもたげ、楽な姿勢になることができる。ハルの気遣いだった。

土屋は肛門括約筋の緊張がほぐれてきたのを感じると、舌の出し入れを始めた。

「うん…ヤァ……ん……あ……」

ハルは言葉にならない喘ぎを続けながら、自由になった左手を土屋の頭に、右手を自分の幼茎に這わせ、それを刺激し始めた。

「センセ……これが……オナニーって言うんでしょ?」

ハルはやや不器用な上下運動を見せつけながら尋ねる。

どうやらある程度はやったことがあるようだ。やはり思春期の子である。

舌への圧力が弱まってきたところで土屋は舌を引き抜き、右手に診察用ジェルを垂らした。

ハルはもう何をされるか承知の上というように、右手で陰茎を扱き続けている。

土屋はジェルをハルの陰茎にもたっぷりとかけると、それが根元にたれ、肛門をしっとりと濡らした。

土屋はそ……と人差し指と中指をハルの肛門にはりつけると、ずぶり……と差し込んだ。

先ほどまでの舌栓のおかげであまり抵抗はない。

じゅぶり……じゅぶり……。間欠的にスピードを早めては指を進め、止まってはそこでぐるぐると指を回して肛門を開大させる。

ハルの顔に苦痛の色がないことをよく観察しながら、土屋は自由な左手をハルの右胸につける。

肋骨が浮き出るような薄い胸に、色素の薄い、桃色の突起がついている。

土屋は左指でハルの乳首をこねるように刺激し始めた。ハルはさらに右手の動きを早める。

どうやらコツが掴めてきたのか、効率よく指を性感帯に往復させている。

そろそろ……。

土屋はすっかり根元まで肛門に入っていた指を引き抜き、ハルの顔を見つめた。

いいよ……。

ハルは右手の動きをやめ、笑顔で土屋に返す。

土屋が自分の陰茎を触ると、先端はすっかり先走り汁で濡れていた。

逡巡した後、土屋は傍のテーブルに置いてあるピンク色の四角い包装を手に取り、それをちぎって開封した。

コンドームだ。

ハルが性病を持っているわけはない。妊娠するわけもない。土屋本人もハルに感染させるような感染症に罹っているとは思わない。

しかし、この行為が単なる欲望の吐口ではなく、愛の確認であることを示す最低限の言い訳として、土屋はそれを自分の分身に付けた。

「何それ……?」

ハルも流石に知らないようだ。小学生の性教育では避妊具までは教えないだろう。

「これはコンドームって言ってね。大事な人を守るために付けるんだ。セックスする時はハルくんもちゃんとつけるんだよ」

ハルは不服そうに、

「じゃあ今僕にもつけてよ」

と口を尖らせた。

すっかり生意気な口を聞くようになったな……と顔を綻ばせながら、土屋は

「うーん…… お子様サイズは置いてないな」

と冗談を言った。

土屋はジェルをたっぷりと左手に垂らすと、それを極大まで激ったペニスに塗りたくる。残りはハルの肛門につけると、右手でペニスの先端をハルの肛門に誘導し、ピタッと当てた。

「いくよ。痛かったらすぐ言うんだよ」

ハルは黙ってうなづく。聖なる儀式に参加する聖歌隊のように、邪な心のない目つきだ。

ず……ぷ……

土屋のイキリたったペニスがハルの蜜壺を開いていく。

「い……あ……」

ハルの半開きの口から声が漏れる。土屋を見つめたままの眼は、段々と見開かれていく。

「一緒に……なるよ……」

そう呟き、土屋はゆっくりと腰を突き出した。

にゅ……ぷ……

土屋はペニスを包み込むハルの体温をコンドーム越しに感じながら、ゆっくりと、ゆっくりと根元までハルの中に沈めた。

入念な前戯のおかげで、肛門の緊張はまだ限界には達していないようだ。

排泄器から性器に変わったハルのアヌスはキュッ キュッと時折しぼみ、土屋のペニスを締め付ける。

「痛くない?」

ハルの耳元まで口を近づけ語りかけると、ハルはゆっくりと土屋の方向を向き、かすかに唇を動かす。

しかし何か声を発する前に、ハルの唇は土屋の口で覆われてしまった。

土屋は舌でハルの唇を味わうように舐め回すとそのまま歯の間に差し入れる。

ハルは唇で形ばかりに舌の侵入に抵抗したが、すぐにそれを諦め、自分の舌で土屋の舌を向かい入れた。

今までただのキスすら知らなかったハルは、本能からそれが快感をもたらすことを知っていた。

チュプ……チュプ……

舌の動きで時折口が外れると、口内の音が診察室に漏れ、それがさらに二人の口接を激しくさせた。

集中力を口内に奪われたのか、ハルのアヌスは若干緊張を失ったが、しかし適度にペニスを締め付け続ける。

「いくよ」

一瞬、ハルの唇から口を離しそう小声で合図をし、土屋は両手でハルの腰骨を固定して自分の腰のスライドを開始した。

じゅぶぶぶ……ず……じゅぶぶぶぶ……

ハルのまだ未熟な愛門からペニスが抜け切らないように、ゆっくり、慎重に抜き差しをする。

途中でカリが引っかかると、ハルが小さく「あっ」と吐息を漏らした。

ハルはまた右手で自分のペニスの刺激を始める。 

しゅっぽ……しゅっぽ……

段々とリズミカルに、それでいて優しく、正確に、子どもの性器と大人の性器を摩擦する。

ハルの肛門は時折キュッと締め付け、その度に土屋は動きを緩め、大事なところを擦過しすぎないように気をつけた。

ハルも初めはアヌスへの刺激を性感へと変換することがうまくできないようで、盛んにペニスを弄って勃起を維持しているように見えた。

土屋は

「どう?嫌ならやめてもいいよ」

と囁くが、ハルは力強く頭を振り、そのまま土屋の口を啄むように口づけする。

土屋は再びハルの小さな舌を自分の舌で絡めながら、腰の動きを増した。

土屋はカリを意識してハルの恥骨方向に押し付けるようにすると、粘膜の下で、コリコリとした前立腺を感じた。

意識してカリの境をそこに当てるようにペニスを抜き差しすると、密着したハルの口内からの喘ぎを鋭敏に感じ取ることができた。

ずじゅっ ずじゅっ ずじゅっ

ハルの性感帯を探知した土屋は、もうそこだけを責め続ける。ハルは耐えきれず、土屋の唇の枷から口を外すと

「は……ああン あああン」

とこれまでにない甘い悦楽の声を出し始める。

「ハル……気持ちいい? 気持ちいいの?」

土屋は宝物を探しあてたように、ハルに同じ快感を共有していることを確認する。

「うん……気持ちい……気持ちい……」

「どこが? ハル……どこが気持ちい?」

「お尻……お尻……」

「ハル……そこはおまんこだよ……ハルのおとこのこまんこだよ……」

「おとこのこ……まんこ……?  まんこ……気持ちい……」

ハルに快感を齎すことができた達成感で意識下に抑えようとしていた土屋の快楽のリミッターが外れかける。

「あ……先生も気持ちい……ハルの……えっちなおまんこでいっちゃいそう!」

「僕も・・・先生のおちんちん気持ちいっ 気持ちいっ センセとっ 一緒にっ 一緒にいくぅっ」

じゅずん! じゅずん! じゅずん!

ハルの、土屋の分泌液でしとどに濡れたハルの蜜蕾がいやらしい音を奏でる。

ハルはいつしか右手の手淫をやめ、両手、両足を最大限に使って土屋に抱きついていた。

じゅずっ! じゅずっ! じゅずっ!

ハルは、肛門で、全身で土屋を締め付け、土屋はそれを介してハルの快感を受け取り、さらに勢いを増す。

「いきゅうぅぅぅっ ぼくっ いきゅうぅぅぅぅぅっ」

「ハルっ 出すっ 出すよっ」

ドっきゅっ ドっっっっきゅっ ドっっっっきゅ

土屋はコンドームを突き破らんばかりに全力の精を小さな体に注ぎ込む。

ぷピュっ……ピュシューーーーーーーーーー 

腹部に感じる生暖かいほとばしり。

またハルが潮を噴いたのだ。

もうハルはそれをおし止めようという努力も放棄しているのか、小さな頂きから、薄黄色の噴水はとどまるところを知らず土屋とハルを汚した。

「あ…ごめんなさい…」

ハルはすっかり体内の液体を空にした後、小さな声で土屋に謝った。

「いいよ…。一緒になれた証拠だから…」

そう言い終わるか否か、ハルは土屋の唇に自分の唇を重ねる。何度目かのキスは、それまでで最も長く二人を繋いだ。

「ねぇっ先生!これどう?」

極彩色のベッドの上で、仁王立ちになった小柄な女の子が微笑む。

小さな体には少し大きい体操服と濃紺のブルマに身を包んでいる。

いや、ブルマの恥丘には小さい突起がついている。

「もう、ハルはどんどんえっちになっていくなぁ。最初に会った時はあんなに清純だったのに」

ベッドの前のソファに座る土屋は、大仰に頭を抱える。

「だってこのホテル、いろんな可愛い服が置いてあるよ!」

「で、下は何履いてるのかな?」

「もっちろん 先生の好きなのはこれでしょ?」

ハルがブルマをずり下ろすと、そこには青い線の入った腰ゴムに前開きのついた男児用ブリーフに包まれた下腹部が現れた。

「先生がこの前くれたやつ!」

「それは◯ンゼの〇〇って言って、オクに出たら何万もするんだぞ」

「えぇ!そんな…さっきおしっこしちゃったし…」

「いいよ、ハルのおしっこつきならもっと値上がりしちゃうなぁ」

そういうと、土屋は顔をハルの下腹部の膨らみにうずませた。

「もう……またそれぇ?ほんとにぃ、僕が好きなのかブリーフが好きなのかどっちかにしてよ」

ほおを膨らませるハルに、土屋はブリーフとその下のハルの陰部を口一杯に含ませながら叫ぶ。

「どっちも愛してるぞーーーーーーーーーーー!!!」

ハルは愛おしげに土屋の頭を撫で、下半身への愛撫に吐息を漏らし始めた。

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