最近は本当に本当に本当に忙しくて(本当にしつこい)、イラストにかけられる時間が極めて限られているのです。
と言うより仕事に心の時間が占有されて他のことに意欲を向けられないという方が正確かもしれません。
自分はつくづくシングルタスク人間なのだと思います。
イラストや漫画を描いてはいるのですが、小説というものの持つ力というのも興味があって実は多少書いたりしたりするのですが、語彙力の乏しさというかなんというか文字だけでその場の雰囲気を出すことの難しさというのを実感しています。
ところで最近とても自分に合うショタ小説を書かれる方をfantiaで見つけまして、ファンになってしまいました。
その名も思春期少年の日常エロショタ体験談 (ユト)というサイトです
日常に潜むエロをテーマにこれまで色々描いてきたのですが、まさしくその誰もが小中学生時代に経験したような等身大のショタエロを生々しく書かれていて、まさに自分の求めていた世界観そのものだと思いました。
そこで些少ながら投げ銭などをさせていただいたところ、なんと思いがけなくそのユト様からバナー絵のご依頼をいただいたのです。
これまでpixivでちょっとしたリクを貰うことはありましたが、きちんとした代価をいただくような仕事はこれが初めてです。
そのご依頼をいただいてから、本業が檄多忙期に突入したこともあって納期から大変遅れてしまったのですが、なんとか完成してありがたいことにご使用いただいています。
この仕事の際、いくつかラフを描いてそこから選んだのですが、せっかくなのでここでボツイラスト供養も含めて出してみようかと思います
今回は珍しく(笑)健全イラストをご依頼いただきました。テーマは中学1年生くらいの仲良し二人組ということだったので自分の中学生時代を思い返しながらこんな経験ができたら良かったなというシチュをいくつか考えました。
光の出し方をうまくすれば映えそうなシーンかなと
ユトさんの小説の中でくすぐり合う友達同士というお話があり、それに触発されて考えてみました。
なんかの係で2人で仕事しているところ。ジャージズボンの後ろ姿ってエロいんですよね。
中学1年生ときたらぶかぶか短パンでしょう!
健全と言いつつブリチラを混ぜてみたり
なんか窓際ってエモいですよね
ユトさんに選んでいただいたところ、ベッド上でくすぐり合う2人のシーンを気に入っていただきました(嬉しい!)、
下絵です。
とにかく、リアリティをどう出すかということに頭を悩ませました。がらんどうの部屋にベッドだけあっても綾波の部屋じゃないんですから(古い・・・?)ということで無い知恵絞って中学生っぽい部屋とアクセントとなる小物の素材を色々と漁って配置してとかやりました。
2人の表情も何度も描き直しました。自慢じゃ無いですが表情の描き方が苦手なんてものじゃないので、ああでもないこうでもないと20パターンくらい描き直しましたでしょうか?
そうこうしているうちにようやく本業で余裕ができてきたこともありイラストにまとまった時間を使えるようになってようやく完成しました。
自分でも良い雰囲気のものができたと思います。
非エロ絵にここまで真剣に取り組んだのは初めてかもしれません。
漫画も描き途中でほっといてるんですが、やっぱり自分はストーリーを作るのが苦手というか、シーンを展開できないんですね。シーン単体でイラストにすることはできるのですがその前後を繋いで別のシーンに広げるのがどうしてもできません。もしかすると原作をいただいてそこに絵を描かせていただく方が自分に合っているのかもと思っています。いつかユトさんの作品を漫画化できたら・・・と(烏滸がましいですが)
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